令和5年3月30日(木)、白樺高原国際スキー場において索道の事故が発生いたしました。
ここに、皆様にご報告申し上げます。
11時24分 保安装置が働き、ゴンドラ搬器が駅舎内で停止。
その後、保安装置が解除され、停止したゴンドラも同調して動き出すべきところ同調が不完全で停止状態のまま、次のゴンドラが動き、接触いたしました。
その後、別の保安装置が働き、再度非常停止がかかりました。
11時50分に接触したゴンドラに乗車されていたお客様を救助し、その後、低速運転をし、そのほかのゴンドラに乗車されていたお客様は山頂駅で下車していただきました。
この事故による、怪我等をされた方はいらっしゃいません。
事故原因は、同調が不完全であったこと、その理由としてはVベルトの緩みがあり、それに結果として気づけなかったこととなります。
運行前点検ではその箇所の点検も実施していますが、事故後の点検において張り加減が緩かったことがわかり、締め付けを行いました。
その後試運転、また接触事故と同様の状態にしてゴンドラ搬器が同調するかなどテストを行い、安全を確認した上で営業を再開いたしました。
乗車されていたお客様、心配をしていただいた皆様に、心よりお詫び申し上げます。